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中国アリババ、旅行もライブ放送で視聴者1000万人を突破

新型コロナの拡散により、人々の移動が困難になる中、中国の旅行業界ではライブ放送が話題になっている。いわばライブコマースならぬライブトリップ(Live trip)ともいえよう。

アリババグループの電子商取引プラットフォームタオバオはタオバオライブを通じて公開した旅行コンテンツが人気を呼んで初日のみの視聴者1000万人を突破する記録を立てた2020年4月16日明らかにした。

タオバオライブは「クラウドの旅」のコンテンツを開始して、動物園では、ペンギンとパンダなどの日常を公開して、博物館では、専門解説者の文化財紹介やオンラインセミナーをリアルタイムで放送した。普段見られない動物と世界遺産をお茶の間の人々が楽に見ることができるようになった。

特にチベット(西蔵・西藏)のダライ・ラマの宮殿ポタラ宮は、ライブ放送で最大の人気を集めた。放送はポタラ宮玉器、磁器、ヨンポなど宮殿の詳細な部分を照明したのはもちろん、5G技術を導入して、放送品質も高めた。初のライブ放送のみ視聴者が100万人に達したが、これは昨年ポタラ宮の訪問者数を上回る。

現在タオバオライブに参加した観光地は、青島森林野生動物園、上海海滄水族館、四川省成都パンダ繁殖基地、北京、中国国家博物館、甘粛省博物館、敦煌博物館など1000カ所を超える。

タオバオライブの関係者は、「中国でタオバオライブを通じた「クラウドの旅」は、現在、日常化がされた」とし「コロナ終息後もオンラインで人気の高い旅行先の観光客が増加すると予想している」と述べた。

一方、コロナの影響で旅行の方ではなく、全体の販売からタオバオのライブ放送影響力は大きくなっている。タオバオは先月30日、タオバオライブ放送総取引額(GMV)が3年連続150%以上の成長した。2月にはライブ放送の新規販売数が前月比一ヶ月間719%増加した。

旅行業はコロナによって引き起こされるデジタルトランスフォーメーションは、ライブトリップという新たな顧客体験を中心とした変化を加速していかねばならないようだ。