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小松製作所、DXで安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場を実現

DXグランプリ2020に選ばれた株式会社小松製作所のDX推進内容について取り上げています。この記事はDX銘柄2020の内容をそのまま引用しているものです。

代表取締役社長(兼)CEO小川 啓之氏によるコメント”コマツの経営の基本は、「品質と信頼性」を追求し、企業価値を最大化することです。そしてその「企業価値」とは、我々を取り巻く社会とすべてのステークホルダーからの信頼度の総和であると考えています。中期経営計画にて「ダントツバリュー」というスローガンを掲げ、製品の高度化を目指す「ダントツ商品」、稼働の高度化を目指す「ダントツサービス」、施工の高度化を目指す「ダントツソリューション」をレベルアップさせ、顧客価値創造に取り組み、収益向上とESG課題解決の好循環を生み出すことを目指しています。モノ(機械の自動化・自律化)とコト(施工オペレーションの最適化)で、施工のデジタルトランスフォーメーションを起こし、「安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場」をお客さまと共に実現していきます。”

オープンイノベーション体制

中長期の技術戦略や研究開発方針を立案し、 CTO室を中心に産学連携、産産連携活用など、社内のコア技術と外部の知見の融合(オープンイノベーション)による技術革新のスピードアップを図り、中期経営計画にて掲げている「未来の現場へのロードマップ」の早期実現を目指しています。

評価における推薦コメント

MEMO
コマツはすでに「コムトラックス」で、日本の製造業のデジタル化の魁的企業として、高く評価されてきた。更にDXに磨きをかけ、DXを駆使した「スマートコンストラクション事業」では顧客の課題にとどまらず、業界および社会の課題の解決にも目を向けている。コト(施工のオペレーションの最適化)」と「モノ(機
械の自動化・自律化)」の2軸を結合して、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場を実現しようとしている姿勢は高く評価できる。 外部環境の変化に即応する強靭でフレキシブルな収益構造とESG課題の解決の両立を高いレベルで実現している。コマツは「ダントツバリュー」を追求し、顧客、代理店、パートナー、地域社会、コマツの現場をダントツでつなぎ、まさに全体最適の経営を実現している。

中期経営計画(2019年度-2021年度)の成長戦略3本柱
1.イノベーションによる価値創造
2.事業改革による成長戦略
3.成長のための構造改革

スマートコンストラクション事業
お客さまが直面している深刻な労働力不足の課題を解決し、「安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場」をお客さまと一緒に創造する建設現場向けソリューション「スマートコンストラクション」を推進しています。
2020年4月より、新たに4つのIoTデバイスと、8つのアプリケーションを導入した「デジタルトランスフォーメーション・スマートコンストラクション」の国内導入を開始し、従来取り組んできた、建設生産プロセスの部分的な「縦のデジタル化」だけでなく、施工の全工程をデジタルでつなぐ「横のデジタル化」を進めることで、現場の課題に対する最適解を容易に求めることを可能とします。

号機管理プロジェクト
IoTやAI技術を活用し、製品の出荷から廃棄までの各号機に関する情報をウォッチし続け、製品を生涯に亘りフォローすることで、十分には管理しきれていなかった第1所有者、中古車として製品をご使用になる第2・第3の所有者へのエンゲージメントを強化するとともに、アフターマーケットにおける新たなビジネスモデルを構築して、部品・サービス売上拡大を目指す活動を展開しています。

コロナ禍における取組<ビジネス機会の拡充>
●3密回避対策:
①建設機械の自動化、無人化、遠隔操作化
②土木施工の現場のデジタル化
●中期経営計画の推進:
①建設機械:DXスマートコンストラクションの拡大
②鉱山機械:積み込み機の遠隔操作化の導入、
マイニングプラットフォームの開発
<働き方改革>
●デジタルマーケティングの推進
●在宅勤務制度の適用拡大
●オンライン会議などICTツールの積極的活用
<ステークホルダーとの対話方法の見直し>
●IRイベントのオンライン化、
バーチャル株主総会の実施等の検討