DX関連ニュースや事例、セミナー、コンサルティング会社のご案内。

目だけ見て年齢・性別予測ディープラーニングアルゴリズムの開発

ソウル大学病院眼科バクサンジュン教授チーム(ノ・ギョンジン研究者、キム・ヨンデ江東聖心病院助教授)は、網膜眼底写真を見て年齢と性別を正確に予測するディープラーニングアルゴリズムを開発したと発表した。

網膜眼底写真は、瞳孔を介して眼内構造物を撮影した写真で眼科医が肉眼で観察し、病気を把握する目的でよく使用される。

ただし、既存の活用方法は、医師の目に依存しているだけに病変の有無、大きさ、および位置についての情報を得ること以外に用途が限定さという限界がある。

これパク教授チームはディープラーニングアルゴリズムで網膜眼底写真に収められた情報を分析して代表的な身体情報である年齢、性別を予測することにより、新たな活用の可能性を提示した。

パク教授チームは毎分、ソウル大学病院の健康検診センターに蓄積された41万2,026枚の網膜眼底写真を用いてアルゴリズムが写真だけを見ても、年齢や性別を分析することができるよう学習させて標本には、一般の人だけでなく、目の症を誘発する代表因子である糖尿病と高血圧がある患者は、喫煙者も含めて基礎疾患に関係なく正確に予測できるように設計した。

その結果、開発されたディープラーニングアルゴリズムは健常者を対象に、性別に関係なく、平均3.1歳の誤差で実際の年齢を把握しただけでなく、糖尿病や高血圧がある場合でも、平均誤差が3.6歳を超えていない高い予測性能を示した。

また、アルゴリズムは、年齢の増加に伴う眼球の変化が際立つ60歳前で、さらに高精度を示し、すべての集団では、平均誤差が2.9歳を超えておらず性別は基礎疾患に関係なく、96%以上の確率で正確に区分した。

特に基礎疾患がある場合にも、年齢予測の誤差が大幅に増加していなかった。

現在開発されたディープラーニングアルゴリズムが両方の微細な違いを区別して年齢を予測に成功しただけに、その後の研究では、網膜眼底画像の情報を、より詳細に分析し、目の病変だけでなく、全身の疾患と健康状態を総合的に判断することがことができるアルゴリズムを開発することができるものと予想される。

今回の研究を主導したバクサンジュン教授は「網膜眼底検査は、迅速かつ低コストうえ放射線被曝がない簡単な検査」と「今回の研究で開発したアルゴリズムをさらに発展させ、網膜眼底写真を使用して、全身の健康状態まで診断することができている場合患者の経済的、身体的負担を軽減することができるものと期待している」と伝えた。

一方、朴教授チームの研究結果は、世界的な総合学術誌であり、「Nature」の姉妹誌である「Scientific Reports」オンライン版に3月12日掲載された。