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AI分野で世界最高権威であるマイケル・ジョーダン氏のお話

2004年公開されたウィル・スミス主演の映画「アイ、ロボット」で、ロボットは人類を脅かす存在に出てくる。人工知能(AI)ロボットは、人間が立てた原則(コマンド)を破って自分の世界を作る。

AI分野で世界最高の権威であるマイケル・ジョーダン米国UCバークレー電気工学とコンピュータ学科の教授の意見はどうだろうか。彼は2020年10月18日、韓国経済新聞とのメールインタビューで、「ロボットが人間を超えことは、数百年後にでも可能だ」とし、「人類はAIをよく利用できる分野に、より努力をチャネリングする」と述べた。ジョーダン教授は来月11日に開幕する「グローバル人材フォーラム2020」の基調講演に出て「人工知能と人間は、どのように共存するか」をテーマに講演する。2016年に米国科学専門誌サイエンスは彼を「世界で最も影響力のあるコンピュータエンジニア」に選んだ。”アマゾン、AI活用の代表的な例”ジョーダン教授はAI技術の発展が人類に肯定的な影響を与えていると診断した。欠点と副作用があったりするが、大きな問題にはならないレベルだとした。

Amazon.comのAI

AIを最もよく活用した事例でアマゾンを挙げた。アマゾンは事業初期のマシンラーニングに基づいて、利用者の買い物の習慣を分析し、個人カスタム推薦・予測をするエンジンを初めて構築した。ジョーダン教授は「アマゾンはAIを肯定的な観点からどのように活用できるかを最もよく示している」とし、「中国のオンラインショッピングモールアリババもAIをうまく活用している」と評価した。

GoogleのAI

グーグルも初期スパムと通常のメールの区切りなどにマシンラーニングを活用した。Gメールとウェブ検索、モバイル検索に基づいて、Googleは、利用者の興味との関係を把握できるようになった。このようなデータが積もりながら、利用者の好みや必要な情報を分析し、予測も可能になった。「AI脅威はない」ジョーダン教授は「今後も長い間AIの脅威は現実に起こらないだろう」と予想した。彼は、「現在の科学者たちがするように、複雑な計算をより速くすることができるように設計するだけでは絶対にAIを目的とした知能的に作ることができない」と言い切った。

ジョーダン教授は「AIロボットが人の雇用を奪う」という懸念についても線を引いた。「人類の生活を良くすることができるAIの役割がより多い」というのが彼の判断だ。ジョーダン教授は「AIの発達に消える職業もあるだろうが、新しい職業も創出される」とし「AIの雇用創出力を見過ごしてはならない」と強調した。

AI発達に伴う副作用を心配するよりも、一般的な技術の進歩に表示される不平等を解消することが重要であると指摘した。ジョーダン教授は「特定の技術が発達し、権力と富の集中現象が現れている」とし「政府は、当該技術に誰均等にアクセスできるように保証しなければならない」と述べた。