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クアルコム、CPUスタートアップを14億ドルで買収

MEMO
まだ製品を発表したこともないCPUスタートアップをクアルコムが買収する。「Nuvia(ヌビア)」という名前のこの企業は、サーバクラスのCPUを開発してきたと観測されてきた。クアルコムは、この企業の技術を介してPCとスマートフォン向けプロセッサの競争力を強化しようとすると分析できる。 

2021年1月13日クアルコムが14億ドルで買収すると明らかにしたヌビア(Nuvia)は、アップルのチップ設計業務を遂行したジェラードウィリアムズが設立した企業である。彼は、Appleの競争禁止条項に署名したため、チップ設計領域が「サーバー」に絞られたことで伝えられたことがある。 

ヌビアは、その任務について「シリコンデザインを再構想することにより、新たな評価のプロセッサを作ること」と、「次世代コンピューティングに必要なステップ-ファンクションの性能(step-function performance)とエネルギー効率の向上を提供しようとしている」と説明している。 

買収以来ヌビアの技術は、クアルコムの製品ポートフォリオ全体に統合されることが期待される。クアルコムは、ヌビアの技術が「フラッグシップスマートフォン、次世代ノートパソコン、デジタルコックピットはもちろん、高度な運転支援システム、拡張現実とインフラストラクチャネットワーキングソリューションに力を注ぐだろう」と伝えた。 

クアルコムは、過去数年に渡って、ビジネス分野を拡大しようとしている。2020年9月に発売したPC用プロセッサであるスナップドラゴン8cxジェン5Gがした例がある。しかし、既存のx86プロセッサと競合することができる性能を提供するという同社の約束はまだ実現されていない状態だ。M1プロセッサで市場に旋風を巻き起こしているアップルと比較される面である。 

一方、クアルコムとヌビアは、Appleとの紛争を繰り広げてきた企業という共通点を持つ。クアルコムは2017年にアップルから不公正なロイヤリティを課すという主張と訴えられた。ヌビアのジャレッド・ウィリアムズCEOも2019年にアップルから告訴されたことがある。在職期間中、アップルの従業員をヌビアに採用したという主張だった。