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Uber自立走行車部門のATG、Auroraに売却と発表

Uberが自律走行車部門である「アドバンストテクノロジーグループ」(以下ATG)を自律走行技術スタートアップであるオーロラ(Aurora)に売却すると2020年12月7日に主要メディアが報じました。 

メディアによると、ATG売却取引は、2021年第1四半期中に完了する予定であり、売却額は40億ドル水準であることが分かった。米証券取引委員会が掲載したUberによると、Uberは今回の売却取引の一環として、オーロラに4億ドルを投資する予定である。また、今回の売却取引が完了した時点でUberはオーロラの株式40%を確保することになる。 

これと共にUberCEOのダラコースロシャヒがオーロラの理事会メンバーとして参加する。 

オーロラは、2017年に設立された自律走行統合プラットフォームの開発会社である。Googleの自律走行技術責任者であったクリスオムスンとUberの認識技術の開発担当であるドリューが共同創業した会社だ。自律走行のソフトウェアと認知・判断・制御分野の技術力を認められて、過去2019年には現代自動車、Amazon、セコイアキャピタル等からの投資を誘致した。 

Uberの事業売却は事実上、自律走行車事業を放棄するという意味で解釈されている。自律走行技術の開発にかかる費用が高く売上比損失額が大きいからだ。UberのATGは昨年4,200万ドルの売上高を上げたがEBITDAの損失額は5億ドルに達した。

今回の買収により、Uber ATGの専門技術者が合流することになると、自律走行技術企業としてオーロラの立地は強化されるものと観測される。オーロラを介して自律走行車と公共交通機関のリーディングメーカーとして成長することができるようになるという期待感を示した。 

オーロラのCEOであるクリス・オムスンは「ATGを買収することにより、オーロラは、強力なチームと技術を確保することになるだろう」とし「交通と物流の安全を強化するために必要な自律走行技術を提供する企業としての地位を固めるなることを期待する」と伝えた。

ちなみに2018年にはトヨタ自動車(TMC)とUber technology(Uber)は、2018年8月27日自律走行乗車共有サービスを発展させようと協力関係を拡大すると発表している。この目的を達成するために、トヨタ車の技術がUberの乗車共有ネットワークに統合される予定であり、トヨタ自動車は約5億ドルを投資していた。この際、トヨタリサーチ・インスティチュートのCEOでTMCのフェローは、「Uberの自動化された走行システムとトヨタのガーディアンシステムは、自動車の環境とリアルタイムの状況を個別に監視して、自律走行車の全体的な安全性を改善する」と話した。